オールオン4(オールオンフォー、all-on-4)って何のこと?

  オールオン4(オールオンフォー、all-on-4)は、顎の骨が無くてもインプラントを埋入した日に全部の歯が装着できる最新の術式です。従来のような、大がかりな骨移植や上顎洞底挙上術(サイナスリフト)を必要とせず、インプラント義歯を即時機能させる画期的な術式です。現在のところ、この術式を実施できる医療機関は極めて限られており、福岡県北九州市の当院では、開業当初よりこの術式を積極的に導入しています。

 日本人の場合、骨が弱かったり骨の量が少なかったりする場合が多いため上顎(あご)への適用は難しいとされていますが、当院では、Nobelbiocare社のインプラントシステムとCTデータ解析によるコンピュータ支援手術により、この最新術式のオールオン4を上顎に対しても安全確実に実施しています。

 オールオン4(オールオンフォー、all-on-4)は決して容易な術式ではありません。とくに上顎は、非常に困難な症例が多く、(歯科用のコーンビームCTではなく)医科用のCT撮影による骨質分析が重要です〈歯科用のコーンビームCTでは、顎骨の形状は把握できますがCT値が不正確で骨質の評価が困難です〉。当院では、当院から歩いて数分の北九州総合病院放射線科と連携し、最新のマルチスライスヘリカルスキャンCTを使って撮影して頂き、各種インプラント治療シミュレーションシステムによるデータ解析を行い、全部の症例について大学病院口腔インプラントセンターの専門医とともにカンファレンスを行い最適な治療計画を立てています。


  オールオン4(オールオンフォー、all-on-4)はこれまでの歯科インプラント治療に比べ、より豊富な治療経験と高度な技術が必要な、ある意味特殊な治療法です。全国の大学病院でもオールオン4(オールオンフォー、all-on-4)を積極的に実施しているところは多くはありません。オールオン4(オールオンフォー、all-on-4)の症例数では日本でもトップクラスの九州歯科大学附属病院口腔インプラントセンターとの密接な連携の中で、同科で多くの手術例を持つ副院長を中心に、大学病院所属の指導医、専門医や、場合によっては麻酔医やインプラント学会認定専門技工士なども加わりオールオン4(オールオンフォー、all-on-4)に特化したスタッフが治療にあたります。


  オールオン4(オールオンフォー、all-on-4)は、インプラントの外科処置と補綴(仮歯を作る)処置の両方に高度な技術と習熟が必要な治療法です。外科が得意でインプラントを埋め込む手術だけ上手なDrでは対応が難しく、補綴、すなわち歯を作ることにも専門医クラスの知識と技術が必要です。また、手術はDrだけではできません。熟練したスタッフがチームを組んで治療する場合とそうでない場合では、処置に要する時間や患者様の手術中の負担に大きな差が出てきます。このようなことも、医院選びの参考にされては如何でしょうか?


  当院では、通常、上下どちらかの顎だけの手術の場合、午前9時30分ごろ手術を開始すると午後1時ごろには仮歯も入って治療が終了します。上下同時の場合でも、ほとんどの症例で午後3時ごろには歯が入り処置が終了しております。福岡県北九州市でオールオン4(オールオンフォー、all-on-4)治療をお考えなら、あべやま歯科クリニックにぜひ一度ご相談下さい。

※インプラントのことを真剣に考える当院スタッフによるブログ情報提供はこちらから


    オールオン4(オールオンフォー、all-on-4)の術式

       (下図:症例によって多少異なる場合もあります)

  下顎(下あご)                                                 上顎(上あご)

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